財団案内と活動
財団法人の設立趣意書

前理事長 河本春男
近年わが国は、世界の中の日本としての地歩を次第に確立し、わが国の言動が世界民族に与える影響は、誠に大きくなった。わが国は、資源に乏しく輸出によって経済大国への道を切り拓いて来たのであるが、それは国民の勤勉と忍耐力と根性などの、鍛えられた底力に負うものがあると考えられる。
わが国は、人的資源こそ最大の力である。今日までは、明治、大正、昭和一桁生まれの国民の努力によって成果を挙げ、世界中の注目を浴びる経済発展を成し遂げたのであるが、今日のわが国の青少年は、体格こそ立派になったものの体質も体力も決して優れているとは言えないし、精神的にも劣る現状にある。このような戦後生まれの戦争を知らない日本人、しかも、非常に恵まれた文化生活に甘えて育った若者が、果たしてこの厳しい混迷の国際情勢の中で、世界の中の日本人としての役目を果たし得るかどうか、疑問を禁じ得ないのである。
子供は、体も頭も心もバランスよく育て鍛えられねばならないし、かつ育つ年代でもあると思われるが、今日の教育は、家庭も学校も文武兼備ではなく、その要請にこたえていない。これは敗戦によって受けた大人の自信喪失による点もあるが、適切な指導者が得られないためではないか、と考えられる。
兵庫県におかれては、昭和57年度を健康元年と宣言せられ、諸般の施策を進めておられるので、県行政と連繋を密にし、御指導を頂き、知徳体三位一体の健康(ダイナミックヘルス)作りに役立つ事業を漸次推進いたしたい。その第一歩として、体育・スポーツの振興を図るための指導者の養成に力を注ぎ、県民の健康の維持及び増進に役立てたい。
以上の目的を達するため、会社の利益の一部を寄附して事業の推進に貢献するため、財団法人を設立せんとするものである。
設立者の河本春男氏の意志を引き継いで、平成23年4月1日公益財団法人ユーハイム体育・スポーツ振興会となりました。
主な事業
昭和59年3月
昭和60年3月
昭和60年10月
昭和61年3月
昭和61年5月
昭和61年7月
昭和62年6月
昭和62年7月〜8月
昭和63年5月
平成元年1月
平成元年5月
平成元年7月〜8月
平成2年6月
平成2年7月
平成3年5月
平成3年7月〜8月
平成4年4月
平成4年5月
平成5年7月〜8月
平成6年5月
平成6年8月
平成7年5月
平成8年6月
平成9年6月
平成17年11月
平成19年10月
平成20年2月〜3月
平成20年7月
平成21年2月〜3月
平成21年11月
平成22年2月〜3月
平成22年11月
平成23年2月〜3月
平成23年11月
平成24年2月〜3月
平成24年12月
平成25年11月
平成25年2月〜3月
平成25年10月
平成26年11月
平成27年2月〜3月
平成27年11月
平成28年2月
平成28年12月
平成29年3月